選書986 失われた近代を求めて 下 [ 橋本 治 ]
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橋本 治 朝日新聞出版センショ986 ウシナワレタキンダイヲモトメテ ゲ ハシモト オサム 発行年月:2019年06月10日 予約締切日:2019年06月09日 ページ数:352p サイズ:全集・双書 ISBN:9784022630865 橋本治(ハシモトオサム) 1948年東京都生まれ。
東京大学文学部国文科卒業後、1977年『桃尻娘』で小説現代新人賞佳作を受賞しデビュー。
1996年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、2005年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、2008年『双調平家物語』で毎日出版文化賞、2018年『草薙の剣』で野間文芸賞を受賞。
2019年1月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第2部 「自然主義」と呼ばれたもの達(承前)(「秘密」を抱える男達/国木田独歩と「自然主義」/とめどなく「我が身」を語る島崎藤村)/第3部 明治二十年代の作家達(青年と少年の断絶/北村透谷と浪漫主義/北村透谷のジレンマ/紅露時代)/近代が来てどんないいことがあると思っていたのだろうか? 「自然主義」と呼ばれた作品群は、「言えない」を主題とする小説として生まれ、いつしか赤裸々な「自分のこと」を告白する私小説へと変貌する。
いま最も読まれなくなった文豪の代表作ー島崎藤村『破戒』が達成したものと、国木田独歩『武蔵野』によって開かれた地平とは何か?「自然主義」との関わりから近代文学の核心に迫る第二部「「自然主義」と呼ばれたもの達」。
そして、明治の始まる前年に生まれた夏目漱石、尾崎紅葉、幸田露伴、正岡子規、一つ年下の北村透谷らの作品を読み解く第三部では、明治を生きた第一世代の群像を「近代」と「前近代」の相克として活写する。
西洋由来の「近代」を受け入れた日本人が何を求めたのか、その一方で「近代」によって失われたものとは何か、その謎と実相に迫る「明治二十年代の作家達」。
橋本治による「近代」「文学」論の完結編。
本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)